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語ろ具編集部

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

【対談】山口昌弘 × 角田光代 〜 キューバの旅、そして大人の旅の楽しみ方を語る

クリエイティブディレクター/フォトグラファーの山口昌弘氏と、こよなく旅を愛する直木賞作家の角田光代氏が旅のスタイルなどについて語り合った。
山口さん
【山口】 『いつも旅のなか』の書き下ろし用として旅をすることになったとき、角田さんに「どの国がいいですか?」といろいろ地名をあげてもらったんですが、最終的にはキューバに行くことになったんでしたね。

【角田】 そうでしたね。キューバは私もはじめてで、何の知識ももたないまま行ったんですよ。

【山口】 ふたりともはじめてのキューバだったわけだけど、最初に着いたときの印象って、どんな感じでした?

【角田】 思ったよりも明るくって、きれいだなと思いました。

【山口】 丘の上にドーンとクラシックなホテルが建っていて、目の前にでっかいキューバ国旗がはためいていたのが、僕はすごく印象的でした。そこでまず最初に、角田さんを撮ったんですよね。
角田さん

【角田】 そうそう、いきなり写真モードに突入されたんでした(笑)。

【山口】 今、そのキューバの旅を「語ろ具」でフォトブログの形で掲載しているんですよ。記憶をたどりながら、写真に短い文章を添えて。「PM5:20 HABANA」という感じで、雰囲気的にはドラマ「24 TWENTY FOUR」を狙ってるんです(笑)。

【角田】 初日にラ・ボデギータに行きましたよね。あの店を出たあとで教会のところに出たんですよね? 崩れ落ちそうな、ばかでっかい教会で、美しいというのとは微妙に違う異様な迫力があって……。

【山口】 そうだ。けっこうモヒートを飲んで、ほろ酔い気分で歩いてたら、急に教会前のひろーい広場に出たんだ。カフェみたいにテーブルが並んでて、生演奏が流れるなか、みんなお酒を飲んでて。「ああ、なんていいところだろう」って思ったんですけど、何を隠そう、このときの写真がないんです(笑)。あんまりいい雰囲気よすぎると、写真を撮ることを忘れちゃうことがあるんですよ。それにほとんど真っ暗だったし(笑)。でも、教会に出る前の薄暗い通りはモノクロ写真で撮っていて、フォトブログでも掲載してますから、見てほしいですね。

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