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【語ろ具スペシャル】防災を考える〜第2回 「レスキューナウ社長に聞く 有珠山と三宅島にみる災害現場での活動」

前回は、株式会社レスキューナウ市川社長に災害情報の重要性についてお話しいただいた。今回、さらに実際の場ではどのように展開したのか。氏が関わってこられた有珠山と三宅島を例にお話を伺った。

前回の記事はこちら。


■避難所をインターネットで結ぶ

――― 有珠山での活動は具体的にどのようなものだったのでしょうか。
「災害現場では初めてのことだと思いますが、避難所をインターネットで結んだんです。避難所には情報が必要でしたし、避難所から発信する必要もありました。そこで、13ある避難所に北海道庁がパソコンを提供し、NTTさんがADSLを引かれました」
有珠山ネット(現在は休止中)
http://www.usuzan.net/
「そうして有珠山ネットができたんですが、現地はレスキューナウ2人と被災者1人の計3人しかいなかったんです。そこで避難所に届いた箱詰めのパソコンを使えるようにするため、現地のボーイスカウトの協力をもらって、2人1組の『パソコンお助け隊』を組織しました。メーリングリストでは1000人以上がつながっていましたから、ネットに強い人に説明書を書いてもらい、それをプリントアウトして教え方を指導しました。そして警察から通行許可証を手に入れて、各避難所にセットアップしていったんです」
株式会社レスキューナウ
代表取締役 市川 啓一 氏

「有珠山ネットに情報を入れれば外の人も見られるわけですから、もう避難所ケーブルテレビのようなものでした。そのうち、メーリングリストのメンバー6,7人でWeb班ができ、私が現地でしか手に入らない情報をメールで送ると24時間更新でwebに載せ始めたんです。現地では1日2回記者会見があって、新聞にはそのうちのわずかの情報しか載りませんでしたが、実際にはその日の有珠山の噴煙の向きとか航空写真とかいろいろ出ていたんです。そこで情報を見つくろってスキャナで現地から送ると、全部手打ちで入力してくれて記者会見のレポートになるなど、どんどん現地の情報が出て行きました」

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