語ろ具TOP の下の階層の 生活・文化 の下の階層の 犬と楽しく遊ぶ「モッテコイ」を教えよう 〜 ジャックラッセルテリア飼育奮闘記その3

生活・文化

暮らしの中のちょっとしたお役立ち情報や、大人の社会見学など。「語ろ具」ライターが読者の皆さんの目線で体験レポートしていきます。

記事の更新、記事へのコメントおよびトラックバックは終了しました。
【重要】語ろ具記事更新終了のお知らせ

史嶋 桂

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

犬と楽しく遊ぶ「モッテコイ」を教えよう 〜 ジャックラッセルテリア飼育奮闘記その3

愛犬はこれからの人生にとって大切な伴侶となってくれるはず。このジャックラッセルテリアの飼育と訓練を通して、愛犬と歩む人生を想像してみては?

「ジャックラッセルテリア飼育奮闘記」をまとめてご覧になりたい方は、 編集部おすすめコーナー「ジャックラッセルテリア飼育奮闘記」 からどうぞ。

前回に引き続き、ジャックラッセルテリアのマイロの飼育と訓練のお話しをしたいと思います。今回はリトリーブ(レトリーブ・持来)を教えたときの経験です。

■リトリーブとは?
猟犬が獲物を飼い主の手元まで持ち帰る行動をリトリーブといいます。日本古来の猟犬というと、柴犬・紀州犬・甲斐犬・北海道犬など、鹿や猪、熊などの獣猟に使う猟犬がよく知られていますが、江戸時代に将軍家や大名が行った鷹狩りの際の獲物回収犬、つまり鳥を専門に回収する犬はあまり知られていません。鷹狩りは大名だけに許された娯楽だったので、日本では獣猟犬イコール猟犬と言う考え方が一般的だったようです。またこれらの犬は、獲物が自分より大きいのが普通なので、犬が獲物を持ってくるリトリーブそのものが無理だったのでしょう。
日本と異なり、ハンティングが貴族から中間所得層まで一般的な趣味とされていたヨーロッパでは、猟犬は目的によって細かく犬種を分けて育種され使役されてきました。狩猟獣を追って山野を走り、追い詰め、あるいは隠れ場所から追い出して、ハンターにしとめさせる目的で繁殖された犬たちはハウンドと呼ばれ、獲物によってビーグル・グレーハウンド・ダックスフント・バセットハウンド・アイリッシュウルフハウンド・アフガンハウンド・フォックスハウンド・ボルゾイなど様々な犬がいました。ハウンドには嗅覚で獲物を追う犬、視覚で追う犬、単独で追う犬、集団で追う犬が含まれます。一方散弾銃が普及してから増えた猟犬はガンドッグと呼ばれ、鳥の隠れ場所をハンターに教えるポインター・セッター、鳥を飛び立たせるスプリンガー・スパニエル、ハンターが撃ち落とした鳥をくわえて持ち帰るリトリーバー、水場の猟に使われたプードルなどがいます。

ラブラドールリトリーバー(LR)のスナッピーが、公園で子供とボールでリトリーブをして遊んでいます。LRは獲物回収専門に育種された猟犬なので、訓練さえきちんと入っていれば、こんな小さな子供ともボール遊びができます。子供が投げたボールを回収して帰ってくるLRは楽しげにギャロップで帰って来ます。これはこの犬の育種にあたり「獲物の回収」が大好きな犬だけを選んで、何百世代も選択繁殖を繰り返してきた先人の営々たる努力の成果に他なりません。


サイトの現在地は

  1. 語ろ具 TOP
  2. 生活・文化
  3. 【史嶋 桂】犬と楽しく遊ぶ「モッテコイ」を教えよう 〜 ジャックラッセルテリア飼育奮闘記その3