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暮らしの中のちょっとしたお役立ち情報や、大人の社会見学など。「語ろ具」ライターが読者の皆さんの目線で体験レポートしていきます。

史嶋 桂

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

飼いやすいJRTジャンの訓練、スワレ・マテ・コイ〜ジャックラッセルテリア飼育奮闘記その19

人気のシリーズも19作目。今回は、犬の基礎訓練について。さて、どんなノウハウがあるのでしょう?

今までの「ジャックラッセルテリア飼育奮闘記」をご覧になりたい方は、 編集部おすすめコーナー「ジャックラッセルテリア飼育奮闘記」 からどうぞ。

我が家の2匹目のジャックラッセルテリア(JRT)として家族となったジャンは、普通の訓練方法で容易に訓練可能なほど従順なJRTでした。ただしジャンの従順さは、後になって彼の過去のトラウマ(精神的外傷)のせいでは無いかと思われる点も出て来ました。何はともあれ今回から誰でもできる「普通の犬の基礎訓練」について解説していきます。



落ち着きの無い訓練しにくい犬と思われがちなJRTだが、社会化を徹底し、その犬にあった訓練方法をとれば、こんな風に落ち着いてフセでマテができる犬になる。1歳4ヶ月のジャンが伏せているのは自分の身体の幅くらいしかない塀の上だが、僕の命令に従い落ち着いて次の命令を待って待機している。

■普通の訓練が可能だったジャン
生後4ヶ月と言う仔犬としてはとうが立った状態で飼い始めたことも、ジャンの訓練を容易にしたかも知れません。マイロと違いジャンは補助動作だけでなく声符と視符(声と仕草の命令)にも素直に従う犬だったので、ごく普通の訓練方法が使えました。マイロの場合、補助動作を嫌ったため、最初のうちはマイロがたまたまスワレの動作をした時をねらってスワレと言う声符と条件付けをする、と言うような手間のかかる方法で訓練せざるを得ませんでした。それに比べると、補助動作の使えるジャンの様な犬は段違いに訓練が簡単でした。
これからご紹介する訓練手法のほとんどは、子犬でも成犬でも、一般家庭で犬の訓練に使える物ばかりです。他の犬種を飼っている方、これから犬を飼おうとしている方にも参考にしていただけると幸いです。

■スワレ・マテ・コイはセットで
停座つまりスワレは、渋谷のハチ公の銅像にも見られる、犬が後足を折って座る姿勢の事です。スワレの姿勢だと、犬の視線は高いままなので、他の犬に対して体面を保て、警戒を続ける事もできますから、犬が安心して従える命令の一つなのです。声符はスワレ・シットなどを使います。停座は犬座姿勢ともいわれ、犬にとっても安定した待機と休息の姿勢です。同時にスワレは、犬の訓練の基本中の基本です。スワレからマテを教え、呼び戻しコイを教え、さらに服従姿勢のフセを教え、脚側につくツケを教える事もできます。また浮かれ騒ぐ子犬を命令で確実にスワレ・マテに従わせる事ができれば、飼い主は子犬を商店街やドッグカフェなど、他の犬や人がたくさんいる場所に安心して連れて行く事ができる様になります。ただし可愛い犬ですから盗難には十分ご注意ください。


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