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名所・歴史探訪

土地の名所・史跡は、様々な歴史を教えてくれます。観光にとどまらず、ライターならではの目線で由緒あるスポットを詳しくご紹介します。

桑島 まさき

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

浅草が古(いにしえ)へタイムスリップする一日……東京時代まつり

浅草と言えば、東京を代表する観光スポット。江戸庶民の文化を今に伝えるお祭りの様子をレポートします。

江戸情緒を色濃く残し、江戸職人芸を現在に伝える歴史と人情下町、浅草。年間幾多の催事が予定され、そこに住む人々の努力と熱い思いによって支えられ、多くの観光客を楽しませている。11月3日、文化の日に行われた「第19回東京時代まつり」の模様をレポートする。

■東京時代まつりとは?
日本の首都、東京。東京の歴史と文化の原点は、浅草である。徳川家康の江戸入府は、1590年。その後、時代が江戸から明治へと変わるまで泰平の世が続き、様々な文化が花開いた。しかし、浅草のルーツはもっと昔に遡り、浅草寺の起源とされる628年だ。隅田川で漁をしていた檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟によって黄金の観音像が発見されて以来、浅草寺を中心とする独特の地域社会が形成されていた。徳川の世になってからは、さらに江戸庶民文化の中心地として繁栄した。

浅草寺
東京の文化の源である江戸文化。今年で19回目を迎える「東京時代まつり」は、浅草寺の起源から江戸が明治に変わるまでを行列で再現する。行列の参加者は約1600名。参加できるのは台東区在住もしくは在勤者に限定されている。そして、いつも観光客で溢れる通りは数時間、古の人々の恰好をした全29隊列が練り歩く。
時代まつりの日、浅草の人々は現在、自分たちがここにいる理由、先祖に思いを馳せる。まつりに集まった人々は、行列を通して昔の人々が何を考えどう生きたかを考える……。

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