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料理・グルメ

男の手料理、自家製の味噌、レストラン、カクテルなど「語ろ具」に食の話題は尽きません。たっぷりとご紹介します。

南 瑞花

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

京都・宇治のお茶屋さんのチョコレート

バレンタインデーがもうすぐです。今日から届いた記事は、宇治のお茶屋さんのチョコレート。京風のバレンタインはいかが?

2008年第1回目は何にしようかと悩んだのですが、迫り来るビッグイベント、バレンタインディにちなみ、私の大好きなチョコレートで幕を開けさせて頂きたいと思います。

■チョコレートじゃなく、ちゃこれーと
年々バレンタインディの前になるとデパートでのイベントは大盛況。チョコレートが高級ジュエリーの様にガラスケースに並び、国内・海外の有名ショコラティエやチョコレートショップ・ケーキショップのものが幅広く取り揃えられ、1コ数百円もする高級チョコレートを自分用にと買い求めるのは勿論、友達と交換する「友チョコ」などバレンタインディは今や女性が男性にチョコレートを贈るという本来のスタイルから変化している様に思います。

1年のうち2月が売上の約半分以上を占めると言われているチョコレート業界を横目に、「1年間を通してまんべんなくよく出ている」と言う看板商品の「生ちゃこれーと」は何とチョコレートショップでもケーキショップでもないお茶屋さんにありました。

■中村藤吉本店
最近ではゆずや山椒、きなこなどの和の素材を使い、チョコレート=洋菓子という概念を覆すものも現れる中、10年前から抹茶を使った「生ちゃこれーと」を作っているのが、京都は宇治にあるお茶屋さん、中村藤吉本店(なかむらとうきちほんてん)です。


中村藤吉本店正面

JR宇治駅を降り「ようこそ宇治橋商店街へ」というアーチをくぐると昔ながらの白壁の立派な建物と○の中に十(まると)と書かれた大きなのれんがかかっています。

創業は、安政6(1859)年正月。伊勢神宮の茅葺き職人であった小中村六兵衛(こなかむらろくべい)の長男・藤吉が小中村の「小」の字を取った中村藤吉本店を名乗ったのがはじまりです。

店内へ足を踏み入れると右手には昔ながらのお茶売り場があり、その奥にはお茶を使った様々なスイーツが楽しめるTo-kichi caféがあります。


入ってすぐ右手にある昔ながらの銘茶売場。

昔、製茶工場だったこの場所を改造して作られたカフェの前には樹齢200年を数える「宝来舟松(ほうらいせんまつ)」という長さ6メートル、高さ12メートルのクロマツがあり、日常の喧騒とかけ離れた落ち着いたゆったりとした独特の雰囲気が流れています。

カフェの前にあるクロマツの「宝来舟松」
店内の一番奥にあるカフェ。テラス席もある。


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