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榎木 まる

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

映画を撮ろう!(前編)―自主映画のすすめ。

自主制作で映画を撮る。憧れたこともあったけどできなかったという人は多いはず。でも、技術の進歩で意外に敷居が低くなっているのだとか。

■自主映画ってこんなに進歩している
2年程前、知り合いの女性が突然、自主映画を撮り始めました。
それまで専業主婦だった宇戸紫乃(うとしの)さん、学生時代からの夢を追いかけ一念発起、現在2作品目の公開を待つばかりです。

自主映画、若い頃に何度か観たことがあります。8ミリ独特の荒い映像が頭の中に残っていて、なんというか、一般映画とは多少趣の違うものだったような。
好奇心も手伝って暮れに行われた撮影の最終日を見学、そしてつい数日前、完成したばかりのDVDを見せて頂きました。
画面が美しい。我が家のテレビで見る限り商業映画に負けていません。

自主映画・タイトル「ちかくにすんでるみなさんへ」を監督する宇戸紫乃さん。
現時点では未定ですが、近々、上映会があります。
その映像をぜひ、スクリーンで確かめて下さい。


かなりびっくり。
もしや、すごくお金がかかっているのでは。
素朴な疑問も含めて、
監督の宇戸紫乃さんと撮影の勝嶋啓太(かつしまけいた)さんにお話を伺いました。

■意外と格安?映画作りにかかる費用
監督の宇戸さんにお話を伺います。
お邪魔した仕事場は、都内某所。


「古いので、びっくりしますよ」と宇戸さん。知人の紹介で借りられたそうですが、なんともレトロな佇まい。こんな隠れ家、欲しいですよね。

さて、自主映画を撮るために幾ら用意したらよいのかを聞いてみます。
「200万ぐらいですか」との、ぶしつけな問いに、
「そんなにかかりません」と笑って宇戸さん。

まず、第1作(上映時間30分)にかかった費用を聞いてみました。

カメラやライトなど、必要な機材の購入に50万円。
プロの役者さん一名と編集の方へのお礼、撮影時の食事代、など雑費すべて含んで、30万円。合計80万円だそうです。


そして今回の2作目「ちかくにすんでるみなさんへ」(上映時間47分)もほぼ同額。
宇戸さんは、撮影はカメラマンさんを頼み、海での船上ロケなども敢行。
それでも費用はそう変わらなかったそうです。

80万円は高額です。
ですが、もし、機材を誰かに借りられたなら、

30万円

想像していたよりずっと格安。
何人かでチームを作れば、1人の負担はもっと軽くなります。よい映画を作って、評判を呼べば、資金の回収もできます。
映画制作、意外に身近かも?

次に、どうすれば、映画が作れるのかを聞いてみました。

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