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林 俊二

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

音楽漬けの日々を取り戻せ(3)〜古いテープをデジタル化

若い頃にたくさんの音源をカセットテープに残しましたよね。それをデジタル化して、ずっと聴けるようにしてみませんか? 思い出をいつまでも!

前回、『「iTunes」で音楽武装』で紹介しましたが、手持ちの音楽CDの曲をすべてパソコンに取り込み、いつでも再生できるようにしたことで、パソコンで音楽を楽しむ環境はグンと拡がりました。でも、ここまでくるとレコードやテープといったアナログ音源も取り込みたくなるのが人情というものです。

私の場合、学生時代はあまりお金もなく、レコードは本当に好きなアーティストのもの以外は買えず、レンタルレコード屋で借りてきては、カセットテープにダビングして聴くというのが中心でした。それでも、その中にはいまでも聴きたい、あるいは廃盤になってCDでは入手困難なものがたくさんあります。


学生時代に録音して聴いていたカセットテープの一部

さらにFMラジオで録音した貴重なライブ音源や、自分の演奏を録音したテープなどもあり、長期保存の意味からも、ぜひデジタル化しておきたいわけです。カセットテープは古くなるとテープが伸びて再生速度がおかしくなったり、最悪、テープが絡んで聴けなくなったりしてしまうからです。

■パソコン内蔵のサウンドボードの実力
レコードやカセットのアナログ音源をパソコンに取り込む場合、最も単純なのはレコードプレーヤーやカセットプレーヤーの音声出力端子から、パソコンの音声入力端子(マイク端子)にオーディオケーブルをつなぎ、プレーヤーで音楽を再生させながら、パソコン側の専用ソフトで録音するという方法です。


パソコンの音声入力端子で直接取り込む場合

Windowsには録音可能な専用ソフトとして「サウンドレコーダー」が標準装備されていますが、単なる録音しかできませんし、音量調整も難しく、録音後の曲を編集する機能もないのでオススメできません。特に Windows XP までは60秒までしか録音できない制限もあるので使いづらいです。


Windows Vistaの「サウンドレコーダー」では録音時間の制限はなくなったものの、保存は圧縮ファイル「WMA」形式でしかできないなど不自由です。

そこで専用ソフトを使うことになるわけですが、録音後の編集機能も含めて定評があるものには「Sound It!」などがあります。ただし、この手のソフトは高機能で、せっかく買ってもほんの一部の機能しか使わない可能性が高いです。

一方で、お使いのパソコンにもよりますが、録音の品質はパソコンに内蔵されているサウンドボードの実力に大きく左右されます。特にパソコン内部はノイズ(雑音となる電気信号)が溢れているため、「音声入力端子」経由で内蔵ボードを使った録音の品質についてはあまり期待できません。

それでも、まずは音声入力端子からアナログ音源を取り込み、デジタル録音を試してみたいという場合は、フリーソフトとして「窓の杜」でも紹介されている「SoundEngine Free」を使って、録音、再生して、その音質を確認してみるといいでしょう。納得いく音質であれば、そのまま使えばいいのです。

※フリーソフトのご利用は「自己責任」でお願いします。


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