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醸 のり子

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

日本初・水陸両用バスで大阪めぐり

大阪に水陸両用バスなるものがお目見えしたそうです。早速、語ろ具ライターが乗ってきました。さて、その乗りごこちやいかに?

ハワイやロンドン、ドバイなどではすでに知名度の高い水陸両用バスが大阪に登場したということ。水の中から見る大阪はどんな様子でしょう?さっそく乗ってきました。


水陸両用バス

■水の都・大阪
「八百八町(はっぴゃくやちょう)」といえばお江戸のことですね。それでは、「八百八橋(はっぴゃくやばし)」とはどの都市を指す言葉かご存じでしょうか?その答えは、実はここ、大阪なんです。治水工事などにより、川の流れは縮小しましたが、現在でも「淀屋橋(よどやばし)」「肥後橋(ひごばし)」「四ツ橋(よつばし)」「心斎橋(しんさいばし)」など、「橋」のつく地名が多く残っていることから、往時の様子がしのばれます。街の中心部を淀川が分岐しながら流れる大阪では、さまざまな商品がこの流れに乗せられて運ばれてきたことでしょう。

この水の都・大阪に、水陸両用バスが初お目見えしたのは、2007年6月のこと。そのときはまだ期間限定の催しでしたが、2008年2月から定期的な運行(航)が開始されました。集合は、大阪市中央区にあるシティプラザ大阪。私は2月17日午後0時のツアーに参加することになりました。

水陸両用バスの中は、通路を挟んだ両側に二人席が並んでいます。運転席は普通のバスと変わりがないのですが、その背後には、浮き輪がかけられていて、水にあっては船となるのだと実感します。


水上では操舵室に変わる運転室

窓にガラスはなく、吹きさらし。ひざかけが用意されていますが、2月の寒空の下では、カイロなどを持参するのが無難です。

乗員・乗客がそろったら、いざ出発進行。まずは桜ノ宮を目指して陸をひた走ります。途中、大阪府庁横を通りがかります。


大阪府庁

17日は日曜日でしたが、普段なら、橋下新知事がここで働いておられるのでしょうね。

毛馬桜ノ宮(けうまさくらのみや)公園はその名の通り桜の名所なのですが、残念ながらこの時期はまだつぼみさえ見えません。どこかの大学のレガッタ部の練習でしょうか、何艘かのボートが川の上を疾走するのが見えます。
そこにこれから私たちの乗ったバスが着水するというわけです。

しかし、その前に準備がありました。
まずは、運転手さんが退席。そして船の操縦士にバトンタッチします。
客席の私たちは、シートベルトを外し、救命具の場所を確認。いよいよバスが船へと変身するのです。


川の中へ


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