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名所・歴史探訪

土地の名所・史跡は、様々な歴史を教えてくれます。観光にとどまらず、ライターならではの目線で由緒あるスポットを詳しくご紹介します。

醸 のり子

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

都会にご鎮座の海の社・住吉大社〜神社を歩く(8)

住吉大社は初詣客でにぎわう古社ですが、この神社のご祭神や由緒をご存じの方はあまりおられないのではないでしょうか。その創建は、「誰もが不思議に思うほど美しい」と評された皇后にちなみます。それでは詳しく見ていきましょう。


住吉大社

■200万人以上が初詣に訪れる神社
毎年、初詣の人出ランキングが発表されます。一位は何と言っても明治神宮でしょうか。300万人もの人が参拝されるようです。そして関西では、橿原神宮・伏見稲荷に次いで賑わうのがこの住吉大社です。それは由緒の古さももちろんながら、大阪市内にあるという立地条件(地図)にもよるでしょう。

これほど有名な住吉大社ですが、ではご祭神が誰かと問われると、答えに詰まる方が多いと思います。答えは、底筒男命(そこつつのをのみこと)・中筒男命(なかつつのをのみこと)・表筒男命(うわつつのをのみこと)の三柱の海神(わだつみのかみ)と、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)別名を神功皇后(じんぐうこうごう)の四方です。

しかし、海から離れたこの地になぜ海の神様が祀られているかと不思議に思う方もおられるでしょう。実は、古代においてこのあたりは「住之江(すみのえ)」と呼ばれる海岸でした。大阪湾は、当時「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれていて、たくさんの船が寄港していたといわれているのです。
この記事では、現代の住吉大社と、過去の住吉大社の姿を重ねてみたいと思います。

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