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名所・歴史探訪

土地の名所・史跡は、様々な歴史を教えてくれます。観光にとどまらず、ライターならではの目線で由緒あるスポットを詳しくご紹介します。

しん語ろう

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

春色を探しに下町散策〜谷根千・湯島天神

都会の商店街を歩いてみたら、春を感じる昭和を発見したようです。あなたもちょっとそこまで感覚で、出かけてみませんか?

3月になっただけで、春めいて感じるのはなぜでしょうか。3月最初の土曜日、好天のぽかぽか陽気に誘われて、春色を探しに下町散策に出かけました。

■春の訪れを梅の花で

春の訪れをいち早く感じられる花の一つに梅の花があります。そこで、梅まつりで有名な湯島天神で春探しをしようと思います。まず湯島天神のホームページにて場所の確認と最寄り駅のチェックです。さすがは都内の由緒ある神社。地下鉄、JRなど最寄りの5つの駅からいずれも数分の距離にあり、どの路線からでもアクセスに問題ありません。


(クリックで拡大表示)
しかし、この距離では徒歩部の歩き初めには物足りません。ということで、検索サービスの@searchで「下町」というキーワードで検索して辿りついた「谷根千(やねせん)」というノスタルジックな下町を経由してから湯島天神をめざしたいと思います。
「谷根千」は、文字通り、谷中(やなか)の谷・根津(ねづ)の根・千駄木(せんだぎ)の千からこのように呼ばれています。
では、「谷根千」の「や」、谷中からスタートです。


■谷中ぎんざで昭和にタイムスリップ

JR山手線の日暮里駅で降り、5分ほど歩き谷中でも下町情緒たっぷりな「夕やけだんだん」へ。この名の通り、晴れた日には街の空を赤く染める夕やけを坂の上から見ることができます。こんな場所に佇んで、夕やけを眺めるのも贅沢な大人の時間の使い方ではないでしょうか。

ここからの夕景がきれいなことから「夕やけだんだん」と呼ばれています
昭和の匂い残した活気のある商店街

50センチの距離にも動じない猫
階段を下りたところに「夕やけだんだん」の案内プレート


40段ほどの階段の途中に、昼寝や毛づくりをしている猫たちがまったりとしながら、出迎えてくれます。猫好きの方、ここは要チェックです。
こんなところから別名「夕やけにゃんにゃん」とも呼ばれているそうです。(猫と目が合っても、カメラを向けても全く動じません。撮られることに慣れているのでしょうか。)

坂を降りきったところから不忍通り手前までの道の両脇が谷根千を代表する商店街の「谷中ぎんざ」です。行列のできている肉屋、昔ながらの飴屋、和菓子屋、民芸品店。もちろん八百屋、魚屋、総菜屋と活気のある約70のお店が軒を連ねています。この通りを歩くだけで、温かみを感じ、なんだか楽しい気分になってきます。
山手線から降りて10分足らずのところに、ジオラマのような昭和を感じる懐かしい商店街があるとは本当に驚きです。
昭和へタイムスリップしたい方は、夕暮れ時に日暮里駅で下車して「夕やけだんだん」をゆっくり降りてみてください。きっと「ALWAYS三丁目の夕日」の世界をプチ体感できると思います。



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