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「リサイクル粘土」で作品作り〜不用陶磁器の再生利用(前編)
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暮らしの中のちょっとしたお役立ち情報や、大人の社会見学など。「語ろ具」ライターが読者の皆さんの目線で体験レポートしていきます。
マキ
語ろ具ライターによるオリジナル記事です。
「リサイクル粘土」で作品作り〜不用陶磁器の再生利用(前編)
何気なくごみに出してしまっている食器。その食器が「粘土」として再び生き返って、陶芸教室も開催されているんだそうです。現場からのレポートをご覧ください!
(編)
皆さんは、壊れてしまった陶磁器、食器などが再生利用(リサイクル)されることをご存知だったでしょうか?ごみの分別回収は全国の自治体の力でかなり徹底するようになりましたが、ごみとして回収された陶磁器はそのほとんどが廃棄物として処理されています。でも、不用になった陶磁器で「リサイクル粘土」を作ることが出来るのです。では、その「リサイクル粘土」とはいったいどんなものでしょう。今回私は、「リサイクル粘土」を使った陶芸教室に参加してきましたので、ご紹介いたします。
■リサイクル粘土とは
今までは燃えないごみとして回収してもらうのが当たり前だった陶磁器のリサイクルに目をつけたのは、美濃焼で有名な岐阜県や瀬戸焼の愛知県、有田焼の佐賀県など陶芸の産地でした。原料である粘土がかなり品不足になってきたことや、廃棄物とすることが地球環境を損なうという懸念がでてきたからです。
そのような中から生まれてきたのが、不用となった陶磁器を再生利用(リサイクル)する「リサイクル粘土」です。
「リサイクル粘土」はどうやって作るのでしょうか。また、不用となった食器を利用することが、果たして安全だと言えるのでしょうか?そんな疑問を持つ方も多いかと思います。
そんな疑問も、リサイクル粘土に触れ、でき上がった器をご覧いただけば、その疑問は解消するのではないでしょうか。なによりも1000℃以上もの温度で焼かれた食器です。ご安心いただけると思います。
■リサイクル粘土の作り方
では、リサイクル粘土の作り方を簡単にご説明しましょう。ただし、これは、家庭で私たちが作るのはかなり準備が要ると思います。参考までにご覧ください。
(1)不用陶磁器を粉砕し、ふるいにかけて3ミリ以下のものだけを使います。
(2)通常の粘土80%に不用陶磁器の粉末を20%まぜ、土全体の60%〜65%程度の水分を加えます。
(3)ポットミルという機材で、24時間しっかり混ぜ合わせます。
※ショッピングサーチ「アラジン」での「ポットミル」検索結果
(4)混ぜ合わさったものを「泥しょう」といいますが、これをまたふるいにかけ、石膏の器に入れることで余計な水分を抜き取ります(10分以上)。
(5)水分が抜けた「泥しょう」が、「リサイクル粘土」です。これでもう粘土として利用できますし、ビニールでくるんでおけば、長い期間利用できます。
※詳しくは「「リサイクル粘土」作り体験キット」をご覧ください。
現在、リサイクル粘土の製造は多治見市などの陶磁器の産地で行われておりますが、リサイクル粘土の価格は高めで需要はまだまだといったところです。今後、陶磁器リサイクルの環がさらに広がり、手軽にリサイクル粘土が再生できれば、値段も安くなって利用も増えるのではないでしょうか?
皆さんは、壊れてしまった陶磁器、食器などが再生利用(リサイクル)されることをご存知だったでしょうか?ごみの分別回収は全国の自治体の力でかなり徹底するようになりましたが、ごみとして回収された陶磁器はそのほとんどが廃棄物として処理されています。でも、不用になった陶磁器で「リサイクル粘土」を作ることが出来るのです。では、その「リサイクル粘土」とはいったいどんなものでしょう。今回私は、「リサイクル粘土」を使った陶芸教室に参加してきましたので、ご紹介いたします。
■リサイクル粘土とは
今までは燃えないごみとして回収してもらうのが当たり前だった陶磁器のリサイクルに目をつけたのは、美濃焼で有名な岐阜県や瀬戸焼の愛知県、有田焼の佐賀県など陶芸の産地でした。原料である粘土がかなり品不足になってきたことや、廃棄物とすることが地球環境を損なうという懸念がでてきたからです。
そのような中から生まれてきたのが、不用となった陶磁器を再生利用(リサイクル)する「リサイクル粘土」です。
「リサイクル粘土」はどうやって作るのでしょうか。また、不用となった食器を利用することが、果たして安全だと言えるのでしょうか?そんな疑問を持つ方も多いかと思います。
そんな疑問も、リサイクル粘土に触れ、でき上がった器をご覧いただけば、その疑問は解消するのではないでしょうか。なによりも1000℃以上もの温度で焼かれた食器です。ご安心いただけると思います。
市内の陶芸家による「リサイクル粘土」の作品の中から
■リサイクル粘土の作り方
では、リサイクル粘土の作り方を簡単にご説明しましょう。ただし、これは、家庭で私たちが作るのはかなり準備が要ると思います。参考までにご覧ください。
(1)不用陶磁器を粉砕し、ふるいにかけて3ミリ以下のものだけを使います。
(2)通常の粘土80%に不用陶磁器の粉末を20%まぜ、土全体の60%〜65%程度の水分を加えます。
(3)ポットミルという機材で、24時間しっかり混ぜ合わせます。
※ショッピングサーチ「アラジン」での「ポットミル」検索結果
(4)混ぜ合わさったものを「泥しょう」といいますが、これをまたふるいにかけ、石膏の器に入れることで余計な水分を抜き取ります(10分以上)。
(5)水分が抜けた「泥しょう」が、「リサイクル粘土」です。これでもう粘土として利用できますし、ビニールでくるんでおけば、長い期間利用できます。
※詳しくは「「リサイクル粘土」作り体験キット」をご覧ください。
現在、リサイクル粘土の製造は多治見市などの陶磁器の産地で行われておりますが、リサイクル粘土の価格は高めで需要はまだまだといったところです。今後、陶磁器リサイクルの環がさらに広がり、手軽にリサイクル粘土が再生できれば、値段も安くなって利用も増えるのではないでしょうか?

