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名所・歴史探訪

土地の名所・史跡は、様々な歴史を教えてくれます。観光にとどまらず、ライターならではの目線で由緒あるスポットを詳しくご紹介します。

醸 のり子

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

清冽な水は瓜をも割る・瓜割の滝〜夏本番!滝めぐり(1)

水の国・日本には数多くの滝があります。今回は冷たくてつけておくと瓜が割れるという「瓜割の滝」と東大寺のお水取りに関係するといわれる「鵜の瀬」のご紹介です。暑い夏に涼みに行く滝の候補にいかがですか? (編)

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夏ともなれば水が恋しくなります。山合いから流れ出す冷たい水に足をつけて一日中ぼんやりとしたいと思うことがあるのではないでしょうか。日本にはまだまだ自然がたくさん残っており、足を伸ばせば、美しい川を見つけることも可能です。
と、そのようなわけで、夏に向けて、関西を中心とする滝を紹介していきたいと思います。第1回は、福井県にある瓜割(うりわり)の滝(地図)。さっそくご覧ください。


瓜割の滝

■滝と日本神道
古代日本人の信仰対象であったのは自然神でした。例えば、太陽を天照大神(あまてらすおおみかみ)という名で崇め、月を月読命(つくよみのみこと)と呼んで拝んできました。そして、太陽や月と並んで重要とされたのは、水の神であったと考えられています。実は、天照大神に水神の性質があるとは多くの学者が指摘するところでもあるのです。

たしかに、人間が生きていく上で、太陽と水はなくてはならない大切なもの。水の神様が重要視されるのも道理だと言えるでしょう。

特に、どうどうと水が流れ落ちる滝は、古来、畏怖と信仰の対象でありました。
しかし、ここ瓜割の滝は少し事情が違います。水の流れ落ちる高低差は1〜2メートルと言ったところ、規模はそれほどではありません。
この滝が特別視される理由は、その水の美しさと、冷たさなのです。

瓜割という名前の由来は、瓜を漬けておくと自然に割れるほどに水が冷たいという意味。


瓜割の滝下流

この滝の下流にある清らかな流れを見ても、源流の清冽さが想像できます。

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