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名所・歴史探訪

土地の名所・史跡は、様々な歴史を教えてくれます。観光にとどまらず、ライターならではの目線で由緒あるスポットを詳しくご紹介します。

市絛 三紗

語ろ具ライターによるオリジナル記事です。

フランス・癒しの旅 6 サント・セシル大聖堂(ミディ・ピレネー地方、アルビ)

有名な画家ロートレックの生まれ故郷であるフランスのアルビに残る大聖堂。大聖堂内の巨大な「死後の審判」のフレスコ画は、どのような想いで描かれ、またどのような歴史を見てきたのでしょうか。 (編)

ゆるやかに流れるタルン川の両岸に赤いレンガの建物が連なる美しい町、アルビ(地図)はフランス南西部にあります。この町は日本でもおなじみの画家トゥールーズ・ロートレックの生まれ故郷として知られています。


タルン川と8つのアーチを持つ赤レンガの橋

長さ151mの赤レンガの橋は1050年に建造されたもので、貴重な歴史遺産です。中世のころには橋の上に常設の店舗が立ち並び、買い物客で賑わっていたそうです。アルビは14〜16世紀にかけてパステル(アブラナ科の多年草。青色の染料として用いられる)の売買で繁栄しました。

■空高くそびえるサント・セシル大聖堂 

異彩をはなつ大聖堂外観
繊細な入り口の彫刻


古い木組みの家が残る旧市街地をぬけると、突然堅固な建物が目に飛び込んできます。それがサント・セシル大聖堂です。ゴシック様式のこの大聖堂は1282年に竣工。完成したのは約200年後でした。長さ113メートル、幅35メートル、高さ40メートルの建物がレンガでできているというのも驚きです。

その外観はほかの教会とは全く異なります。要塞のようにそびえ立ち、見るものに威圧感を与えるのです。でもなぜこのような厳めしい外観になったのでしょう。それはカトリック教会の権威を示すのが目的だったためだと伝えられています。いったいどのようないきさつがあったのでしょうか。

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